みなさんは『ポケモン』好きですか？
滋賀県守山市にある佐川美術館にて【ポケモン×工芸展ー美とわざの大発見】が開催されています！
今や、ゲームやアニメなどを通して世界中で大人気の『ポケモン』。
そんな『ポケモン』と『工芸』が出会ったらどんな［化学反応］が起こるのか？
そんな問いに、日本を代表する20名のアーティストが挑戦した約70点の作品を間近で見ることができます！
今回は、絶賛開催中【ポケモン×工芸展ー美とわざの大発見】をご紹介します。
ポケモン×工芸展ー美とわざの大発見ー 内容は？
ポケモン×工芸展ー美とわざの大発見ー 内容
ポケモンと工芸の真剣勝負
ポケモンと工芸、正面切って出会わせたらどんな化学反応が起きるだろう。
この問いに人間国宝から若手まで20名のアーティストが本気で挑んでくれました。
ポケモンの姿かたちからしぐさ、気配までを呼び起こした作品。
進化や交換、旅の舞台、効果抜群のわざなどゲームの記憶をたどる作品。
そして日々を彩る器、着物や帯留めなど粋な装いに誘い込まれたポケモンたち。
約70点全点新作！会場で待ち構える作品との出会いははたして…
ワクワク、うっとり、ニヤニヤそれともゾクッ？
掛け算パワーで増幅した美とわざの発見をお楽しみください。
ポケモン×工芸展ー美とわざの大発見特設Webサイト
陶器やオブジェ・着物など、ポケモンからは想像できないような素材や匠の技が駆使された数々の作品に、大人も子供も夢中になります！
なんといっても嬉しいポイントは、展示品の写真撮影ができるということ！
（※ポケモン工芸展以外の常設展は撮影禁止です。）
ポケモン工芸展で撮影した作品をご紹介します♪
ポケモン×工芸展ー美とわざの大発見ー 掛け算パワーで生まれた魅力的な作品たち
金工作家:吉田泰一郎 (イーブイとその進化形3匹)
吉田泰一郎が挑んだのはイーブイとその進化形3匹。なぜイーブイ？
「やはり『ポケットモンスター赤・緑』に登場したポケモンが思い出深い」。そしてさまざまに進化する点が、吉田が扱う銅とリンクすることも見逃せません。今回もイーブイでは純銅の色艶がフル稼働。さらに化学変化を駆使してシャワーズには青銅、サンダースは金銀メッキ、ブースターのためには緋銅という銅の伝統着色を施しました。耳などに用いた黒色も銅の硫化によります。
今回題材としたポケモンには、タイプに加えて、いろいろな物語があります。そこで吉田は資料を検証しながら、選んだ4匹の内面性を考えるという試みに挑戦し、さりげない佇まいにも意味を忍ばせました。こんなに大きな眼球もやはり初めてだったという七宝焼きのガラス質に潤んだ光が宿り、内なる想いに触れる喜びをもたらします。
佐川美術館 ポケモン工芸展 作品説明より
今にも一歩踏み出して動き出しそうな、迫力のある作品にワクワクします！
友禅作家:水橋さおり (友禅訪問着『群』)
水橋さおりの着物好きは祖母譲り。工芸実習のある短大で座学のみだった友禅が妙にカッコよく思われて、卒業後、あらためて着物の総合教育を謳う専門学校に進学。そこで初めての「友禅」にで挑戦しtました。友禅染の幾つもある工程のなかで、特に模様部分に色を挿すことを友禅といいますが、筆に含ませた染料が絹地に染み込んでいくその瞬間、「こんなにも綺麗なものがあるのか」と水橋の心は震えたのだそうです。「輝いて見えた」この瞬間の記憶が、今なお水橋を制作に向かわせる引力となっているようです。水橋に全行程のなかで一番好きな工程を尋ねると、迷わず「糸目糊」と答えました。遠目には花尽くしかとも思えた≪友禅訪問着「群」≫ですが、近づけばメリープとモココが大集合。これら1匹1匹の、やわらかな輪郭からとりどりの表情、渦巻く毛並みまで表したごく細の白線が糸目糊の跡です。
佐川美術館 ポケモン工芸展 作品説明より
友禅にポケモンがこんなに馴染んで描かれるなんて…！
ここでしか見ることのできない驚きの化学反応を目の当たりにすることができます！
テキスタイルデザイナー:須藤玲子 (ニードルレース『ピカチュウの森』)
須藤玲子がデザインディレクターを務めるNUNOの布魅力の1つは発想力の豊かなこと。本展の初顔合わせでも須藤のセンサーは鋭く、素早くフル回転。「ポケモンずかん」で目に留まったポケモンを次々と観察。そのグラフィカルな特徴、そこに技やタイプなども加味して、さまざまな“ポケモン×テキスタイル”のイメージを織り成していきました。
そして最終的に決まったモチーフは「すごく可愛い、可愛くて気になる」と須藤が繰り返し眺めていたピカチュウ。別のポケモンで素材技法から展示プランまで組み上がった案も出たのですが、「でもやっぱり可愛い」ピカチュウの魅力をテキスタイルで語りたい思いに突き動かされたのです。モチーフの語源はラテン語の「motivus(動かす)」。「可愛い」熱は制作に携わった関係者に広がって、ともに作品のクオリティ向上を目指す力となったようです。
沢が美術館 ポケモン工芸展 作品説明より
小さなピカチュウがたくさん！
立ち止まって一つ一つを観察したり、何度も何度もレースのトンネルを笑顔でくぐる抜けるお子さんの姿もたくさん見られます♪
その他 多種多様な作品が多数並ぶ
▼ガラス作家:池本一三(湖のほとりで 他)
▼木工作家:福田亨(飛昇)
この他にも、魅力的な作品が多数展示されています！
【ポケモン×工芸展ー美とわざの大発見ー】限定グッズ
佐川美術館内 ミュージアムショップSAMにて、ポケモン工芸展の限定グッズが販売されています。
【ポケモン×工芸展ー美とわざの大発見ー】公式図鑑や、文房具・Tシャツ・マグカップ・キーホルダーなどたくさんの限定グッズが販売されています。
注目は、ぬいぐるみ「ポケモン×工芸展のピカチュウ」！
【ポケモン×工芸展ー美とわざの大発見ー】の開催を記念したぬいぐるみで、日本の伝統柄「工字繋ぎ」の着物を着せてもらったピカチュウです。
グッズのラインナップは、こちらでお確かめください。
【ポケモン×工芸展ー美とわざの大発見ー 】開催期間・観覧料・アクセス
【ポケモン×工芸展ー美とわざの大発見ー】開催期間
【ポケモン×工芸展ー美とわざの大発見ー】の、佐川美術館での開催期間は、2024年3月30日(土)～2024年6月9日(日)となっています。
【ポケモン×工芸展ー美とわざの大発見ー】入館料
| 一般 | 高大生 | 中学生以下 （要保護者同伴） | 障害者手帳をお持ちの方 | |
| 金額 | 1,300円 | 900円 | 無料 | 無料（付添者も1名のみ無料） |
※美術館の入館はWEBでの事前予約が必要です。こちらよりお確かめください。
【ポケモン×工芸展ー美とわざの大発見ー】佐川美術館へのアクセス
佐川美術館（滋賀県守山市水俣町北川2891）
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